12/14(土)の午後に、東京駅近くの会議室で、「赤ちゃんポストの最新の事情を理解し、内密出産の法制化の可能性を検討する」勉強会を開催させていただきました。
慈恵病院の蓮田先生を始め、このテーマに関わりのある国会議員の方々、地方議員の方々にご登壇いただき、現在ガイドラインまで整備されている内密出産について、法制化を進めるためには何が必要か?という観点で、3時間以上にわたる集中討議をいただきました。
慈恵病院の蓮田先生は、今年の夏に、もう今の日本では、内密出産が法制化されるのはこの先20年ぐらいかかるのではないか、と言われていたのですが、ご参加いただいた国会議員の方々からは、蓮田院長にそんなこと言わせてしまった責任を感じる、ここにいるメンバーが協力して、超党派で本気でやれば、2年あれば実現できると言うお言葉までいただきました。
この後、昨日議論された内容をもとに、年明け2月上旬に、こども家庭庁など、国の政策担当者をお招きし、具体的な協議を行いことになりました。 赤ちゃんポストや内密出産は、1万人に1人のお話で、いわゆるマイノリティ問題の一つです。
ただ、赤ちゃんや追い詰められた母親の命を守る最後のセーフティネットでもあります。このテーマに関心を寄せてくださる方々のおかげで、こうした勉強会を開催することができました。心より御礼申し上げます。次の動きに向けて尽力しますので、引き続きのご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
※NHKでも取り上げていただきました。報道記事はこちら
一般社団法人全国47都道府県に赤ちゃんポストを広める会
写真は左から、石井苗子 参議院議員(日本維新の会)、伊藤孝恵 参議院議員(国民民主党)、山田太郎 参議院議員秘書(自由民主党)
酒井なつみ衆議院議員(立憲民主党)